2021.10.09
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今や世界中で使用されている全自動掃除機。
ルンバはその先駆けとして大活躍してきました。
しかし、その影でペットを飼っている家庭では悲劇を起こしてしまうこともあったそうです。
とある家庭では犬を複数頭飼育しており、ルンバは毎日稼働していたらしいのです。
ルンバに、夜中仕事をしてくれるように設定し、ご主人は眠りにつきました。
その夜、同じ部屋にいた犬が床にうんちをしてしまったのですが、ルンバは構うことなく仕事を遂行…。
翌朝、ルンバが稼働しているはずの部屋を開けると、見るも無残な惨状が床一面に広がっていたんだとか。
ご主人はその後、なんとかルンバを掃除してまた使えないかと試行錯誤したそうですが、匂いが残ってしまい、結局廃棄へ。
後から買った2台目も、なんと同じ事件を起こしてしまい廃棄になってしまったんだとか…。
ルンバの生みの親であるアイロボット社は、ペットのフンやコードなどを巻き込んでしまう問題点を前々から把握しており、なんとかそれを回避するための研究を重ねてきたそうです。
5年もの間、それに役立つ技術を研究してきた結果、AIによる障害物検知に至りました。
新登場したルンバはその名も「j7+」。
障害物検知のためのカメラを搭載しており、画像認識アルゴリズムにより、障害物がうんちかどうか検出できるとのこと。
検出した際は、そのルートを回避したうえで、カメラで撮影した写真を持ち主のスマホへ送信するシステムになっています。
アイロボット社はこの機能に自信を持っており、この機種でうんちを塗りたくってしまった場合は、交換も受け付ける方針だそうです。